ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

天舞紀~トキメキ☆恋空書院~ 天舞纪   Dance of the Sky Empire ★3

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许凯(シュー・カイ)さん、吴佳怡(ウー・ジアイー)さん、主演の古装ファンタジードラマです。全28話。

 

许凯(シュー・カイ)さん、私は初めてですが「延禧攻略:璎珞<エイラク>」「招摇」「从前有座灵剑山」と人気ドラマに出演されてます。「璎珞<エイラク>」で相当日本でもファンが増えた俳優さんではないかと、「招摇」もCS放送されてます(BS12で9月から放送されます)。今年も来年もドンドン待機作が公開を待っているという、人気俳優さん。

 

吴佳怡(ウー・ジアイー)さんは「凤囚凰」「九州缥缈录」「那江烟花那江雨」などに出演されてます。

 

 

このドラマの始まりは

 

昆吾族(妖族)と人族の大戦があり、人族の国师 紫极  は昆吾族の首領 龙皇 の力を人族に嫁いでいた龙皇の妹 青笙 の血を使って封印します。弱った龙皇へのトドメの攻撃を止めようして、兄を庇って青笙は死んでしまいます。

力を封印され絶体絶命になってしまった龙皇のもとに、昆吾族の圣女(聖女のような人)が駆けつけ(飛んできて⦅羽がある⦆)攻撃しますが、人族の総攻撃と紫极の攻撃になすすべがなく、自分の命と引き換えに龙皇を氷で封印します。「10年後に再び龙皇が目覚めて人族を滅ぼしてくれるだろう」(のような)呪いの言葉と共に圣女は死んでしまいます。

 

そして10年が経ち・・・

 

母の死を目撃した青笙と人族 李叔德の子 李玄 は記憶を消され、国师紫极に弟子入りし、新しい国师として成長しています。

昆吾族は大戦で殆どの一族を殺され、助かった者も捕虜となり奴隷として働かされています。そんな中10年の封印から龙皇を復活させるため、昆吾族最後の圣女 苏犹怜 は封印された龙皇を探すため、摩云书院(霊力?魔力?をもつ人の学校)に身分を隠して入学します。

そしてそこで、李玄を含む仲間たちと出会います。

生徒となり勉学にも励みながら、龙皇の封印されている場所を探るとそこに行くには李玄のもっている令牌が必要だと分り、手に入れようと李玄と関わるうちにお互いに惹かれ合っていきます。

と始まって行きます。

 

 

私のこのドラマの一番は

 

苏犹怜が摩云书院の生徒としてしばし使命を忘れ過ごす前半です。

入学試験での一対一の対戦シーンもCGを交えカッコよかったですし(苏犹怜以外のメインキャストの対戦もカッコイイ)、踊りで生徒の一人とやり合うダンスバトルのような舞踊シーンも魅力的でした。

学院に封印された古代の妖族(昆吾族の他にもいるのかな)を逃がしてしまい、みんなと協力してまた封印し直すという、男性陣の女装から入る(みなさんデカいので迫力が)格闘シーンも素敵でした。

 

後半は龙皇の封印をとき、虐げられている昆吾族を解放するという使命重視になるので、グッとシリアスモードに。

ラブラインも暫し幸せモードになりますが、人族と昆吾族との深い溝のためにどうしたってうまくはいきません。

このシリアスモードになってからの苏犹怜が受け付けなくなってしまい、観ていてストレスが・・・。

苏犹怜、師父が剣の精霊なのですが、この方序盤からとにかく李玄を邪魔にしていて、口を開けば「杀了他(彼を殺せ)シャーラター、シャーラタ」言うんですよ。この方がなぜ龙皇の妹で昆吾族の王族の姫が人族に嫁いで子供がいることを知らないのか?目の敵にするなら、昆吾族を破滅に追い込んだ紫极のほうじゃない?と苏犹怜の頭のなかで「シャーラタ」が響くたびに、もう~となってしまい、しかも苏犹怜の仏頂面にも、もう~と(悲しみを堪えた無表情じゃなくて、むくれ顔に見えてしまいました)。

苏犹怜が好きになれないために(ここが違えばドラマの面白さがだいぶ違うと思いますので後半は観る方次第かと)、後半はなかなか視聴が進まなくなってしまいました。李玄の記憶も中々戻らないので昆吾族に対しての誤解も中々解けないし・・・。

 

でも、悲しみに暮れる李玄(すごく泣くんですよ。ポロポロと涙を頬につたわせながら、その姿が好きでした)と男主二番手(だと思う)になる沙国王子 御风穆 が魅せる優しさと男気と顔がカッコよくて乗り切りました。

その他、 出てくる男優さんたちみなさんが、ビジュアルがよくて立ち姿がとても美しかったので、とても目の保養になりました。李玄の襟足は気になりましたが(笑)。

 

またも、身体能力も高く、高速移動もできるし、空高く舞い上がれるにもかかわらず、忍び行動の時は堂々と正面入り口から歩いて入り、辺りをまったく気にせず正面から出るという謎の行動をとる聖女と、突っ込み所もございます。

後、翼のつかいどころもね(笑)。

 

 

                  (画像:出典 百度百科)