ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

家族の名において 以家人之名  Go Ahead ★5

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谭松韵(タン・ソンユン)さん、宋威龙(ソン・ウェイロン)さん、张新成 (チャン・シンチョン)さん主演のヒューマンドラマです。全40話。

 

谭松韵(タン・ソンユン)さん、「锦衣之下」を視聴、「最好的我们:最上のボクら」が日本上陸、私未視聴なのですが、今ドラマに凄くハマってしまって、「錦~」も良かったので視聴しようと思ってます。「最好的我们」は中国の映像ランキングサイト「豆瓣」で8・9というすごい高評価なんですよね~。私、華流ドラマを見出した後もあまり豆瓣は見てないのですが(自分がすごい好きなドラマが悪い評価だとなんとなく凹むので)、たまたま目にして驚いたんですよね。でも、コメントも見れるし(なんちゃって翻訳ですが)時々見るとやはり面白いです。

 宋威龙(ソン・ウェイロン)さん、「漂亮书生」を見たばかり。長身でイケメンの俳優さんですね。

张新成(チャン・シンチョン) さん、「冰糖炖雪梨」を視聴、今ドラマは特别出演となってます。この特別出演というのがどういったものなのかはわかりません。(友情出演もあります。日本では特別は有名な俳優さんが脇役でも特別に出演すること、友情はそのままでノーギャラだったり安い出演料だけど繋がりで出演されていることですが・・・同じかしら?)

 

 

このドラマの簡単なあらすじは

 

 李海潮 の一家(アパート)の上の階に 凌和平 一家が引っ越して来る所から物語が始まります。

李海潮は、妊娠中の妻を子供と共に亡くし、娘の  李尖尖 と二人でレストランを経営しながら暮らしています。

凌和平は、娘をクルミを喉に詰まらせるという事故で亡くし、妻の  陈婷 と息子の  凌霄 と暮らしています。娘の事故が陈婷が家を空けていて、子供だけでの留守番中に起こってしまい、その罪悪感と悲しみを抱えていて前に進めない陈婷とは口論が絶えません。二人のケンカが激しく、凌霄は部屋の外の階段で本を読んでる毎日です。

そんな凌霄を心配して、 李海潮と尖尖は食事に誘うのですが、凌霄は心を閉ざしていてなかなかうまくいきません。でも、尖尖の明るく無邪気なしつこい誘いにだんだん心を開いて行きます。

でも、ある日近所のおば様が、ケンカが絶えない凌家のことを心配して 陈婷を訪ねてきます。純粋に心配をしてアドバイスをしに来た二人なのですが、和平が外で自分の愚痴を言ったと思った 陈婷は、凌和平と激しい口論になってしまい、家を出て行ってしまいます。

その後、凌和平と李海潮は心の内を話し合い、警察官として仕事で余裕がない凌和平の変わりに李海潮が凌霄の面倒を見ることになり、兄が出来たと大喜びの尖尖です。

一人で尖尖を育てる李海潮に近所のおば様がお見合いの話を持ってきます。お見合い相手の 贺梅 には  贺子秋 という子供がいて、贺梅は一人で育てています。母の死からまだ日の浅い尖尖は二人をとことん嫌います。

結婚まで至らいない二人ですが、贺梅が李海潮からお金を借りいなくなってしまいます。贺梅の親にひきとられた贺子秋ですが、苦しい生活の様子を見た李海潮は子秋を引き取ることにします。

こうして、血のつながりのない三人が家族として育っていく少年時代が始まり、10年後の思春期時代、更に10年後の三人と、その家族、友人たちの成長が描かれていきます。

 

 

私のこのドラマの一番は

 

全編です。

 

とにかくいいドラマでした。

毎日配信されていたんですが、もう毎日PCにかじりついて視聴しました。

少年時代、思春期、成人と描かれる三人の姿が、とても、とても素晴らしく良かったです。出てくる人がみないい人で(学生時代の友人たち、仕事仲間、尖尖の元カレまで)、どの人にも共感でき、魅きつけられました。

 

母が出て行ってしまった凌霄、母に置いて行かれた(迎えに来る約束だった)贺子秋、母を亡くした李尖尖と母のいない三人なのですが、抱えるものも受けとめ方ももちろん違う、その中でとても単純で、前向きで、楽観的な李尖尖が、無邪気に純粋な愛で二人を救い上げていく姿に、やっぱり愛情って素晴らしい、と再確認してしまいす。

父 李海潮がまた素晴らしい人で。(前半は、もう荷物をまとめて嫁に行こうかと思いましたよ。働くのは苦手だけど、家事の心配がないからバリバリ働いて助けるし、支えるわよ~と妄想が暴走するほどのいい人)

小哥の贺子秋も、色々な辛い思いをのりこえ、ラストには望んでやまなかった母との関係が改善し、長年抱えていた思いがちゃんと伝わり(本当に良かった)、尖尖の友人たちも親との関係を少しづつ克服し、一番大変な凌霄と母の関係も光の見える形に・・・

ラストは三家族が本当の家族になるだろうという素晴らしい大団円で幕が閉じます。

涙も笑いもトキメキもある素晴らしいドラマでした。

 

ラブラインが凌霄、尖尖なのですが、兄凌霄の攻めがステキすぎて、私の中の兄弟ものの一番漫画、くらもちふさこ先生の「東京のカサノバ」を(知らない方は是非読んで欲しい)掘り起こして読み返しちゃいましたよ。ちいちゃんを彷彿させるものがあったんですよ~。本編では兄に迫られた尖尖が「兄に愛されすぎて困ってます」を参考に読んでます(笑)。

 

この後を読むと、まだご覧になってない方は要らぬ先入観になってしまうかも?なので、先入観なしに楽しみたい方は回避してください。

 

 

 

 

三人の主役の実年齢が↓下記のようになってまして、実は二つ下の妹がとてもお姉さんなのです。谭松韵さん、とくにこの思春期時代のオカッパ、若いですね~。

宋威龙さんの色気もすごいですよ。まだ21・・・。

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とにかく、とても素敵なドラマでした。

 

 

                   (画像:出典 百度百科)