姜潮(ジャン・チャオ)さん、尤靖茹(ヨウ・ジンルー)さん、主演の男装女子の古装劇です。全24話。
姜潮(ジャン・チャオ)さん、「我的机器人男友」(途中まで視聴)に主演されてました。お顔の好みだけで言えば、私はいまいちなのですが、好みが分かれるお顔かなと思います。
尤靖茹(ヨウ・ジンルー)さん、「择天记」「绅探」を視聴しました。「绅探」での明るく元気な秦小曼役が可愛かったですが、このドラマ一緒の方だとすぐには気づかなった、です。
二番男主で、王安宇(ワン・アンユー)さん(「宮廷の茗薇」の十三皇子)出演してます。
このドラマの簡単なあらすじを
韩家の跡取り 韩十一 は大陈皇帝の命令で帝国大学に入学するため首都にやって来ます。
韩家は国の北西の守りの要となる武家で、皇帝は韩家を取り込もうと考えています。大陈国には皇太子がまだいなく、第五皇子 陈延易 と第二皇子がその席を争っています。帝国大学には第五皇子陈延易と第二王子の後見となっている王丞相の長男 王仲钰 が通っていて、皇太子争いに勝つためにどちらも韩十一に近づこうと考えています。
実は韩十一は女で、小さい時に亡くなった兄の変わりを演じています。韩家を国有化したい皇帝に跡取りが死んだことでつけ入る隙をあたえないために、兄ではなく妹が死んだことにしていたのです。
絶対に女とバレないためにも、陈延易と王仲钰と距離を取りたい韩十一は、武門韩家の長男なのに身体が弱く甘やかされて育った、遊び人のおバカ世子を演じています。
そんな韩十一を軽蔑する陈延易でしたが、それでも韩家の力は欲しいと韩十一を見極めようと伴读(勉強のパートナー)にします。いやいやそれに従う韩十一です。
反対にまったく政治に興味のない王仲钰は父の思惑は無視して、入学当初から韩十一を目の敵にしていじめます。
と、学校生活を共に送っていくうちに、それぞれが隠し切れない韩十一の良さに気づいて惹かれていって・・・とお話は始まって行きます。
私のこのドラマの一番は
何と言っても韩十一さんの男装。
ちょっと画像では分かりにくいかもですが、本当に特に一話では美形の男子に見えました。↑上記の寝間着姿は色気すらあり感動しました。眉毛と抑え気味の口紅(これはすぐあれ?となってしまいますが・・・)。
韩家ではちゃんと嫁をもらい養子を育てていくということまで決定しているので、一生男子韩十一として生きていく覚悟が伝わる(制作側の気持ちも)登場時の男韩十一 でした。
ちゃんと男に見えるだけに(私には)、女のようにきれいだ的な話が出るたびに「えっそう?」となってしまったり、女の子に戻った時に微妙な気持ちになったりと、男に見えすぎるのも、ちょっとアレなのかなと思ったりしました。
男装もの、たくさんありますが、私が一番好きなのが「コーヒープリンス1号店」。ジャージャー麵をかっくらう姿が男の子に見えました。こちらも、男装しているわけではなく、勝手に男の子に間違えられちゃったことから始まるので説得力がありましたね。でも後半は可愛い女の子の見える、ユン・ウネさん、サイコーでした。
話がそれちゃいましたが、男として生きていくしかない韩十一の覚悟がカッコよかったです。後半の戦争のシーンもとてもカッコ良かった。
策略家で非道な父とは違う、王家の兄妹も良かったです。
王丞相の長男と生まれその重責がいやで、自由になりたいと思っている王仲钰。父が敵対している第五皇子に惚れて追っかけている妹、王希媛。
結構序盤に韩十一が女の子だと知ってしまうのですが、父には告げず、惚れてからも、第五皇子に惹かれている韩十一を見守り続ける王仲钰。お顔、立ち姿、ともにカッコいい。自分の気持ちもちゃんと告げ、なおその気持ちを決して押し付けないという完璧さです。
妹王希媛も、癇癪持ちのじゃじゃ馬な女の子というだけでなく、素直で一本気でとっても愛情深い、後半は男韩十一につくす姿が健気で可愛かったです。
このドラマ、好き嫌いが出るのでは?という視聴者に託され系のラストです。
私は嫌いではなかったですが、最後に二人の視線だけでも合って欲しかったかなと思いました。
このところ、華流ドラマの男装古装ものを続けて視聴しましたが、面白く視聴しました。
(画像:出典 百度百科)