『 Never Let Me Go เพื่อนายแค่หนึ่งเดียว 』 ★4
プーウィン・タンサクユーン(プーウィン)さん、ナラウィット・ルートラコム(ポンド)さん主演のラブサスペンスドラマです。全12話。
プーウィンさん、ポンドさん、「Fish Upon the Sky」を視聴しました。このカップルのドラマだったのでこのドラマを視聴したぐらい、お似合いのカップルだと思っています。
このドラマの簡単なあらすじは
ホテル業を営む裕福な家に生まれた ヌン・ディアオは18歳の誕生日を迎えます。いつも忙しい父親が約束通りに現れ、母と三人で幸せな誕生日を祝うヌン・ディアオ。でもその誕生日の帰りに父親が撃たれて死んでしまうのです。
事業は母が後を継ぎ、ヌン・ディアオは高校へと戻るのですが、通っている私立高校は閉鎖的でヌン・ディアオには友達という友達はいず、ピアノを弾いている時だけ安らげるのでした。
そんな環境を心配した母親が忠実な運転手の息子を田舎から呼び寄せ同じ高校に通わせることにします。
不満がありながらも父の命令に従い、ヌン・ディアオのボディーガードの役目をするためにやってきた パーム。
ヌン・ディアオも使用人の息子パームを信用できず、距離を取れ、と命令します。
高校で赤の他人として過ごす二人ですが、ヌン・ディアオはパームが自分を守るためにやってきたことをしり、ボディーガードではなく友人として接して欲しいと訴えるのです。でもパームは、何不自由ないはずなのに、学校で孤独に過ごしているヌン・ディアオを知り惹かれ始めているのですが、父の立場もあり距離を詰められないのです。
そんな時、今度はお母さんが銃弾に倒れてしまいます。
このことを想定していたパーム父はパームに逃走手段を用意していて、母の元へ駆け寄ろうとするヌン・ディアオをその場から引きはがし、二人は逃げ出すのです。
二人は離婚したパームの母親の経営する海辺のホテルへと逃走します。
そして、その海辺のホテルで働きながら過ごすうちに二人の距離は自然と近づいて行き・・・と始まります。
このドラマの私の一番は
ヌン・ディアオの成長です。
「男子、三日会わざれば刮目して見よ」ではないのですが、父親に守られて育った裕福なヌン・ディアオが、父の死、母との別離を経験し、人としての成長をみせるのです。
ドラマを見ている最中ですね、お金持ちの子なのに裕福な人が集まる学校でこんなにあからさまにいじめられているの何でだろう?と疑問だったんですが。
テレサのあらすじ見たら、お父さんマフィアと紹介されてまして・・・、納得しました。
表向きは実業家でも汚いことをしてのし上がった人物ということなんだと。
そんなこんなで尊敬されてないのね(きっと)、その関係でヌン・ディアオも恨みを買っていていじめにあっている。
お父さんの事業を継ぐ気はあるのだけど、音楽が好きなヌン・ディアオはまだ、まだ先の話だぐらいに考えていて。でも父が死んでしまい、母は早く事業を継いで欲しいとは思っていても汚い面を見せないようにして守っている。
ヌン・ディアオはそれも気に入らない。そんな時母も撃たれて、自分は母の容体も分からず逃避行する羽目になってしまう。
でも、その逃避行先で、パームと過ごす日々がヌン・ディアオを変えていくんです。
心配ごとは尽きないんですが、愛する人とただ過ごす日常。幸せな日々。
この海辺で過ごす二人が実に良かった。束の間の幸せということを、二人とも理解しているんだけど、それ以上に一緒にいる幸せをかみしめている・・・限りがあるからこそ今を大事にしなきゃ、不安定な場所だからこそしっかり抱き合って立っている、そんな感じで、愛を確かめ合っている二人にハマりました。
でも、魔の手が迫ってくるんです。
二人を逃がすために、パームの母が犠牲になってしまい、ヌン・ディアオはパームを守るためにもパームと別れ、黒幕と対峙するために家に戻る決意をします。
この家に戻ってから黒幕の叔父相手に、汚い事業を切っていくヌン・ディアオが、もうカッコよかった。
何かに怯え、殻に閉じこもっていた少年ではなく、自分の大切なものを守るための覚悟が固まった男として、嫌なことも目をそらさず自分で対処するんだ、という決意が全身から溢れてて、素敵だったです(もともと高校生としては大人だろう?だったのですが…。二人が将来の事を話すシーンがあるんですが、パームが「行きたい大学へいってやりたいことをやって」って言うんですが、「あ、そうかこれから大学なんだ」ってちょっと驚いちゃった)。
終盤辛い目に遭ってしまいますが、ラストはハッピーエンドで海で戯れる二人が幸せで、こちらもとても幸せでした。
(画像出典 @NeverLetMeGoTH)