ドラマ大好き

主にアジア(華流)ドラマの感想と、簡単なあらすじを書いています。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

9-1-1:LONE STAR シーズン4

 

『9-1-1:LONE STAR シーズン4』

 

主演はロブ・ロウさん、主要キャストは変わらずのシーズン4。

でも、ご紹介したいのはこのお二人。

ローネン・ルビンスタインさん(TK・ストランド役)と、ラファエル・シルバさん(カルロス・レイエス役)です。

シーズン3までの感想を書いてありますが、追記のシーズン4です。

 

 

このドラマの私の一番は

 

「おめでとう、TKとカルロス」です。

 

シーズン4は異常気象の救援から始まります。第一話「新たな出会い」ではカエルが空から降ってきます。(このシーンに「ジョジョ」ファンである私たち家族はすぐに反応「ウェザーリポートの能力」と沸き立ったのはいうまでもありません。)

そんなショッキングな異常気象にも団結して救援活動をする126分署の面々の活躍が描かれていくのですが、

何と言ってもやはりこのシーズンの私の一番の見どころはシーズン3で婚約したタルロスカップルのその後。

ドラマ本来の趣旨とは離れてしまうかもしれないが、この二人のゴールインを、幸せな姿を拝ませてくれればそれだけでも満足というぐらいこのカップル推しに。

本家の「9-1-1 LA救命最前線」に比べてこちらの「LONE STAR」はレスキューの姿より隊員たちの私生活のドラマが多く盛り込まれています。

シーズン4では オーウェン・ストランドは126分署のキャップだけではなく潜入捜査官までするはめになり大忙し。私生活でも新たな大金持ちの恋人が現れ、シーズン3で出会った弟にはとても重い頼まれ事までされてしまう・・・。

TKの新しい旅立ちを迎え、この思い頼まれ事に向き合う姿、その在り方に涙・・・。

トランスジェンダーのポール・ストリックランドには恋の予感。しかも飛び抜けてすごい観察眼をいかして探偵のような仕事も。

マルジャン・マルワニには、命がけの救助中に言ってしまった暴言がもとで消防員の進退がかかった試練が訪れたり、恋の予感もしたり。

ジャッド・ライダーとグレース・ライダー夫妻にはそれぞれ家族絡みの試練が訪れそれを乗り越えていきます。

 

そして、私のメイン

TKとカルロスも結婚に向けて式場を探したりと結婚の準備に爆走しているんですが、ここへ来てまさかのカルロスが結婚していたという大問題が発覚。

カルロスは若い時に。親にカミングアウトしたんですが、それをなかったことにされたような、その問題だけにスルーの両親の態度に悩んで親友と結婚した過去があったんです。

この親友がシーズン1に出て来たミシェル・ブレイクの行方不明だった妹アリシア。浮浪者になって生活していた所を発見されるも、統合失調症のため入院したりなんだりと、しかもそれがカルロスの妻としての保険で賄われていたなど、複雑な事情も絡み離婚できていなかったという・・・。理由を知りもちろん許すTK。でも結婚は足踏み。

そんな時そのアイリスが攫われる事件が起こってしまい・・・と。

一つ問題を片付ければまた問題が。と前途多難な結婚準備なんですが。この結婚式の準備に参戦してくる、父オーウェンとカルロスの母のやりとりが可愛し、こころ温まる。

でも、まだまだすんなり結婚には流れず、TKに遺伝的な病の因子があるかも?となり最後にはカルロスに恐ろしい不幸がやってきてしまうのです・・・。

もうこの時点でこのシーズンでの結婚は無理かと諦めかけたんですが・・・

よかった、カルロス、苦しい苦しい事実を何とか受け入れ乗り切ってくれて。一緒に泣いてしまった。

最終回の結婚式は本当に感動の嵐でした。

それまでの二人のエピソードがすべて思い起こされる感動の挙式でした。

アメリカのドラマのシリーズもののすごい所なんですが、メインの事件をしっかり扱いながら登場人物たちの人生もしっかり語られてくるのがすごい。一話完結の物語なのにシーズンが続くことによって、主役がどんどん増えてく。どんどんそのキャラが好きになってしまう。

ほんとにすごいなぁと。

すごく綺麗なフィナーレを迎えたシーズン4でしたが、シーズン5へ更新が発表されましたので、まだまだ126分署の面々に会えそうです。